2016年6月10日金曜日

◆【芸能界に広がる癌】無理にがんと戦わないことをお勧め◆

芸能界の多くの有名人が癌に発病し,大きな話題になっている。ニュースキャスターの黒木奈々が31歳で胃がんを告白後、手術後、一旦は復帰したが,今年9月に亡くなられた。川島なお美さんも,手術後芸能界へ復帰が望まれていたが,激ヤセぶりが報道され復帰が期待されたクリスマス・キャロル降板を発表し、今後が不安視されている。 

 「芸能人の病気がん・闘病まとめ」によると、以下のような方々ががんに発病している。
樹木希林が乳がんから全身へ転移/黒木奈々が31歳で胃がんを告白/今井雅之が末期の大腸がんを告白/竹原慎二が膀胱がんで膀胱を摘出/ジョニー大倉が肺がん闘病生活を告白/つんく♂が喉頭がん治療のため休業へ/山田邦子が乳がんを克服/アグネス・チャンが乳がんからの復帰/市村正親が早期の胃がんのため緊急入院/林家木久扇が初期の喉頭がんを告白/坂本龍一が中咽頭がんで治療に専念 演奏活動を休止/大塚範一が急性リンパ性白血病で緊急入院/麻木久仁子が脳梗塞と乳がんを発症/川島なお美が肝内胆管がんで12時間の大手術を受ける/向井亜紀がS状結腸癌を告白。これまで20回近くの手術を受けていた/宮迫博之が胃がん手術で胃の3分の1を摘出/原千晶が30代で2度のがんを経験/小橋健太が腎臓がんで片方の腎臓を摘出/吉井玲が急性骨髄性白血病から復帰/桑田佳祐が食道がんの手術を受ける 
 (詳細は、芸能人の病気がん・闘病まとめ

<実は早期発見は、あまり効果がない> 
 私は,10年ほど前にがん告知を受け,最初に5年生存率は50%と言われた時は,目の前が真っ暗になりました。会社が倒産し,借金取りに追われる日々の中での「がん告知」は,まさに死刑宣告のように聞こえました。 

<近藤先生の書籍との出会いが私を変えた> 
 入院する前にたまたま購入した書籍が慶応大学付属病院の放射線科の近藤誠先生の書籍で、「がん患者よ、がんと戦うな」・「あなたの癌はがんもどき」という本でした。読んでいくうちに、近藤先生がいう「がんもどき」に非常に興味が沸き、彼の書籍を数冊購入し,全てを数回ずつ読ませていただきました。そんな中で徐々にがんについて分かってくると,死への恐怖も徐々に薄れてきました。幸い私は、喉頭癌で簡単な手術で退院し,即,通常の生活に戻ることができました。しかしこれには,裏話が有り,間違っていたら大変なことになっていたところです。この辺のところは別の記事「がんと共存」をご覧ください 


<がんには、「がんもどき」と、「真性がん」がある> 
 彼の基本理論「がんもどき理論」は、医学会では異端とされていました(おそらく今でも異端でしょう)。その理論が医学会に与える影響は非常に大きく,それを認めることはがん治療を根本的に覆すことになるから,医学会は認めたくないのではないかと考えています。 
 近藤先生は慶応義塾大学付属病院で多くの患者を放射線治療してきた経験を基に10年以上前に考えたこの「がんもどき」理論は今でも先生の基本になっており、関係する多くの著作物も有り,医学会から10年以上も異端児扱いされながら今だに慶応義塾大学病院で放射線治療を続けられて見えますから、決して中途半端なものでないことが分かると思います。 

<早期発見では遅すぎる> 
 「がんもどき理論」とは、こういうものである。がん細胞には、もともと二種類ある。一つは転移する「真性がん」と、もう一つは転移しないがんであり、この転移しないがんを「がんもどき」と近藤先生は名づけているのだ。転移しない癌であれば,それは急いで手術をする必要がない、っということなのだ。世間で言うようなある大きさまで成長したがんは転移を始めるというのではなく,転移するがん(真性がん)はもう既に小さいうちから転移しているというのだ。 
 がん細胞が発見されるのは最低でも数ミリになってからであるから、いくら早期発見といえども,細胞的に見れば,もうかなりの成長をしているわけで,転移するがんであればもう既に転移しているというのが近藤先生の「がんもどき」理論だ。 

<がん治療に今の早期発見は無駄> 
 近藤先生は、がん治療に早期発見は意味がないと言う。現在の医学レベルで早期発見しても、「真性がん」であれば、もう既に転移しているのだということだ。一方、逆に「がんもどき」であれば、自覚症状がない限りあせって手術をする必要はないのである。「早く見つかったから助かってよかった」というのは正しくないのだ。 

 がんで死亡される人のほとんどが、がんが全身に転移してもう手の施しようがなくなって、死亡するのである。それは決して発見が遅れたから助からなかったわけではないのである。全身に転移したがん患者を生還させることは現在の医学では不可能なのである。大変残念であるが,がんが発見されてから今日までがん治療はあまり進歩していないと近藤先生は言う。 

<がん死亡率の比較調査を実施した結果は> 
 これを裏付ける驚くべきレポートが有る。米国の行われた研究でがんが見つかった患者を二つのグループにわけ、手術をして治療した患者グループと治療をしなかったグループの死亡率を比較するという調査研究の結果は、殆ど変わらないという結果が出たというのだ。手術が命を救ったというのは、真実ではないということだ(今手元に当時の書籍が無い為,詳細なレポート内容が分かりません)。 


以下は、NPO法人21世紀の医療医学を考える会より抜粋したものであるが、ここにもがん治療の限界が記されている 
 がん、とりわけ中等度以上に進行してしまったがんに対しては、対症療法を積極的に行ったとしても、わずかな延命効果しか得られないのが現状で、そのわずかな延命効果も、多大な苦痛と忍耐を代償にしてやっと得られるかどうかという非常に厳しいレベルなのです。 
本当にがんの研究、治療が進んでいるのであれば、30万人もの方が毎年、がんで亡くなり、しかも、毎年5000人も死亡数が増えつづけることは無いはずです。単に高齢化が進んだためにがん患者が増え、がんで亡くなる方が増えたという見方は欺瞞以外のなにものでもないと考えます。 
 (詳細はこちら


<がんを持ったまま天寿を全うする患者たち> 
 がん患者の苦痛は、手術や抗癌剤治療による免疫力低下によるものが多い。その為,「がんもどき」であれば、あせって大手術を行う必要はなく,がんを持ったまま天寿が全うできれば,それにこしたことはないのである。乳ガンが発見されて15年間そのまま治療もせず、様子を見ている人もいたという。 

<自然死として葬られていたがん患者たち> 
 無論、そのまま天寿を全うする人もいるわけである。近藤先生は書籍の中のタイトルを「どうせ死ぬなら「がん」がいい」と言う本も書かれている。がんが発見されるずっと以前から、がんで死亡する人はかなりいて、その人たちは自然死でなくなられたと思われていたのである。特に苦痛に苦しむことはなく、亡くなっていたということである。 
 無理に抗癌剤や手術でがんと闘って苦痛に喘ぎながら末期を迎えるか、それとも何も治療せずに自然死のように最後を迎えるかということだ。近藤先生は後者を選ぶと言って見える。私も後者を選びたいと思う。 

<ガン発見! 即手術は間違い> 
 がんが発見されたら、即手術というのは,間違いである。 
「がんもどき」で有れば,なおさら、あせる必要はない。私の場合は喉頭癌で、声が出なくなってしまっていたので,即手術の必要が有ったが、そう言うことがなければ,ゆっくりしても命に別状はないのである。 

 もしがんが、「真性がん」であったら、現在の医学では助かる確率は非常に低いと考えるしかないが,しかし、近藤先生は患者にアドバイスされているのは、「がんと戦うな」ということである。有名人で気丈な人は「私はがんに負けない。がんに打ち勝って帰ってきます」という人がいるが,残念では有るがそれは自分が余計に苦しむだけになる可能性が高い。 

 先に紹介した「NPO法人21世紀の医療医学を考える会」は、次のように締めくくっています。 
がんから確実に生還できる保障があるのならば、いかなる代償を支払っても、その苦しみや忍耐は報われるかもしれませんが、現在、一般的におこなわれているがん治療を公正に評価してみても、得られるものに比較して、失われる犠牲の方があまりにも大きいのではないでしょうか。心配しなくても大丈夫、がんならドクターに任せておけ、とは言えないのが恥ずかしいのですが、現実なのです。 
 (詳細はこちら


<川島なお美さん,北斗晶さん頑張ってください> 
 川島なお美さんは、昔から好きだった女優さんです。あのかわいい小悪魔的な魅力が忘れられない。50になってもかわいい彼女である。手術して1年経過して,激やせとのこと、再発が無いことを祈っています。 

 また、私の最近の唯一のお楽しみ番組がMXテレビの「5時夢中」で、毎週火曜日岡本夏生嬢を相手に大奮闘していた北斗晶さんが、乳房摘出手術を受ける為に入院されたとのこと。乳房摘出手術は今では行うケースが少ないと近藤先生の本にも有ったはずですが,気丈な彼女が無駄な手術で不要な苦痛を味わうことがないようにお祈りいたします。 

<がんにかからない為に注意すべきこと> 
 がんの原因は未だに解明されていませんが,健康な人でも一日に数千というがん細胞が体内に発生しています。健康な人であれば,免疫力ががん細胞をやっつけてくれるのですが,もし,寝不足裏が続いたり、ストレスで精神が参っていたりするとこの免疫力が低下して,がん細胞が残ってしまうような状況になるのです。 

 ですから、常に体を健康に保ち、たとえ心配事が有ってもクヨクヨせずに,プラス思考でいることが必要です。この人間が持つ免疫力はがん細胞のみならず,人間が健康で生きる為には必要不可欠なものです。心配な方は免疫力を高めるサプリメントやレシピ等を試されるのも一つの方法だと思います。 

免疫力を高める様々な方法はいろいろ⬇️
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